California駐在日記

アメリカ駐在中の日本人会社員。駐在生活のあれこれを発信していきます。

アメリカ駐在員の家探し①

どうも、うみほたるです。

 

本日はアメリカ駐在員の家探しについてお話していこうと思います。

駐在生活のはじめに、何はともあれ住居を確保しなくてはいけません。これから約4年間住む家なわけですから非常に重要です。

 

なお、ここで書くことはあくまでも僕が経験した話で、もしかするとカリフォルニア州、あるいはサンディエゴ周辺でしか通用しない話かもしれませんのでそのあたりはご了承ください。

 

 

アメリカの家の形態

アメリカで駐在員が生活する家としてはどういったものがあるのか、大きく3つ紹介したいと思います。

一軒家

これはイメージしやすいと思います。日本でもおなじみの一軒家ですね。アメリカの家といえばこういうものを想像する人もひょっとすると多いかもしれません。

一軒家のメリットとしては駐車場が比較的大きく、なおかつガレージなどプラスアルファの要素があること、子供が大きい音を立てても問題ないこと、などがあげられると思います。

逆にデメリットはやや郊外にありがちなこと(ただし、車社会なので全然困らないです)、防犯面がやや不安なこと、(場合にもよりますが)管理会社に頼れないことが多い、などでしょうか。

 

アパートメント

日本でいうとマンションやアパートに近い、いわゆる集合住宅の形態です。

アメリカのアパートメントはとてつもなくデカいものがたくさんあり、一つのアパートメントに何百世帯住んでいるんだみたいなものもたくさんありました。

日本のアパートだとせいぜい各階4部屋×2階とかそういった規模のものもあると思いますが、少なくともそういったものは1つも見ませんでした。

メリットは共有設備が充実していること、防犯面で比較的優れていること、などがあります。

デメリットは他の2つに比べるとご近所トラブルリスクが比較的高いところ、駐車場が狭かったりすることが多いこと(もちろん個々で差があります)などでしょうか。

 

タウンハウス

タウンハウスは壁を隔てて隣とくっついてはいるものの、室内は完全に分離している部屋が横にいくつもくっついているタイプの家です(説明が鬼のように下手)。

日本でいうとメゾネットタイプと呼ばれる形態に比較的近いのかなと思います。

メリットとデメリットはそれぞれ一軒家とアパートメントの間くらいのイメージでしょうか。

 

ゲートコミュニティ

上述のとおり、様々な家の形態があるのですが、比較的共通しているのがゲートコミュニティです。

ゲートコミュニティというのは読んで字のごとく、ゲートで区切られたコミュニティのことで、その区画の出入り口にゲートが設置されており、基本的に住人しか出入りできないようになっている区画のことです。

特に日本人駐在員が住む家は防犯面も考慮してこういったゲートコミュニティの中にあることがほとんどだと思います。

 

共有設備

アメリカではゲートコミュニティごとに共有の設備があることが多いようです。

代表例はプールとかジムですかね。アメリカの家はプールがついている、みたいな話よく聞きませんか。もちろん個人宅にプールがある場合もありますが、結構コミュニティとしてプールを持っているという形も多いです(じゃないと管理も大変ですからね)。

そのほかにもクラブハウス(ちょっとしたパーティなどができる部屋のこと)、テニスコート、シアターなどがありました。リースオフィスという管理棟が置かれていて、それに付随しているというケースが多かったですね。設備の充実度合いは完全に管理している会社、あるいは個人の裁量によるみたいです。

サンディエゴは滅多に雨が降らないので、夏になったら毎日のように子供をプールに連れていくなんてことも可能そうです。

 

家の間取り

日本で家探しをするとき、みなさんならどのような間取りにしますか。一人暮らしなら1LDK、夫婦なら2LDK、子供もいたら3LDKみたいな感じでしょうか。

アメリカの家探しの場合は2Bed, 2Bath、みたいな感じです。これはベッドルームが2つとバスルームが2つという形です。バスルームとはお風呂とトイレが合わさったものというイメージです。

「え?なんでバスルームが2つもあるの?」という感じもあるかもしれませんね。僕もそうでした。アメリカではゲストとはバスルームを分けるのは当然というような考えのようです。なのでベッドルームの数だけバスルームもある、または3Bed, 2Bathというように1つだけ少ないみたいな形が多いみたいです。

子供が大きいと3Bedないと難しいようですが、特にサンディエゴの不動産相場は今爆上がりしているようですので、3Bedはなかなか借りられないよと言われました。

実際にどうだったかはまた別記事で書きたいと思います。

 

家の広さ

アメリカの家はとにかく広いです。逆に日本が狭すぎるのかもしれませんが。

日本では平米数または畳数で表現されると思いますが、アメリカではSQFT(Square Feet、平方フィート)で表現されます。ざっくり1平米=0.091SQFTです。

僕が回った物件は最も小さい物件で1000SQFT(約91平米)、大きいものでは1600SQFT(約145平米)くらいでした。

日本では(特に都内では)100平米超えの物件にはなかなか住めませんよね。

ちなみに単位について以前記事を書いているのでこちらも興味あれば合わせてどうぞ。

umi-hotaru.hatenablog.com

 

家賃相場

最後に家賃相場の話をしたいと思いますが、これはエリアによっても、また赴任時期によっても全く異なるのであくまで参考程度に。

現在サンディエゴの不動産相場は急騰しており、それに伴い家賃も値上がりしているようです。

sandiegoyuyu.com

この記事にある情報よりも今はさらに値上がりしており、僕が実際に家探しをした感覚では2ベッドで3500~4000ドル、3ベッドで4000ドル~というような感覚でした。

日本円にする意味はあまりないのですが、4000ドルと言ったら50万円以上ですからとてつもなく高額な家賃ですよね。

 

 

 

 

というわけで今回はアメリカ駐在員の家探し①としてアメリカの住宅事情をお話ししていきました。

ちょっと長くなりそうですので、実際の家探しの体験談は別の記事にしたいと思います。別の記事では僕が実際にどういう家を借りることにしたのか、どういった点に注目して家探しをしていったのか、などについてお話しようと思います。

それでは!