海外生活で感じた単位の違い
どうも、うみほたるです。
今回は日本と海外(アメリカ)の単位の違いについて話していきたいと思います。
というのも、こっちに来て一番思うのが
なんでこんなに単位が違うの!?
ということだからです。
この疑問はもうぶっちぎり1位です。
こんなに違う!?日本とアメリカの単位
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お金
まずは小手調べということでお金です。これは違うのは当然といえば当然ですね。
日本円(JPY)が通用するのは世界広しといえど日本だけ(のはず)です。
アメリカではご存じアメリカドル(米ドル、USD)が使われます。なんとなく円の感覚を100で割って、高いかなとか安いかなとか考えて生活しています。
ちなみに今の超円安環境で海外駐在って美味しいの!?それとも辛いの!?という疑問についても別の記事でお答えしたいと思います。
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気温
続いては気温です。日本では摂氏(℃)が使われますね。日本人なら10℃は寒いとか20℃は快適とか30℃は暑いとか、多少人による部分もあると思いますが、それぞれ感覚を持っていると思います。
ではアメリカではどうなのか。絶対温度(K)を使っている、なんて話ならまだ分かりやすかったのですが、実は華氏(℉)という単位が使われています。
調べたら今でも華氏を使っている国って非常に少なくてメジャーどころではアメリカだけみたいです。なんでや!
室温計を見ると75℉とか書いてあって、最初は???状態でした。
華氏から摂氏への変換は華氏=(摂氏-32)×5/9で求められるそうです。わかっていてもこんな計算を頭の中でパッとはできないですよね。
75℉を例にすると(75‐32)×5/9=23.9℃ということになります。サンディエゴは暖かいので室温設定で75℉にしているのをよく見るため、75付近が快適温度なんだな!ということくらいは覚えました。
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長さ
次は長さです。これはもうわけがわかりません。日本だと基本的にはメートル(mあるいは㎝、㎞)ですよね。寸とか使っている人はいないと思います。
アメリカではフィート(ft)、マイル(mi)がよく使われます。日常生活ではあまり使われない気がしますがヤード(yd)という単位も使うようです。
フィートはとても小さな単位で30㎝くらいです。フィートは長さの単位というよりもむしろ面積(スクエアフィート、sqft)や体積(キュービックフィート、cft)として使う印象がありますね。
マイルは道路標識とか距離を表す際に使われます。速度制限とかもマイルで表示されがちですね。野球を見る人は知っていると思いますが、1マイル≒1.6㎞です。大谷選手の160㎞/hの剛速球がだいたい100マイル/hですよね。
ちなみにアメリカで日本車を買ったらマイルとkmの両方で速度表示がされていました。車種にもよると思いますが。最近は慣れてきてマイルは違和感なくなってきました。
ヤードはゴルフで使う以外で見たことないですが、こういうときに使うよ!っていう例があれば是非教えてください。
なんで3種類もあるんでしょうね。しかもそれぞれ相関はないという。
大人しくメートルを使ってくれ!
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重さ
まだまだ行きます。重さです。皆さんは重さの単位何を使っていますか?まさか貫とか斥とか匁とか使っている人はいないですよね?もちろんグラム(g、kg)だと思います。
ではアメリカでは?なんとlbを使っているんです。
lb?は?
最初は読めませんでした。今までの単位はなんとなく見たことがあったのですが、これは思わず人に聞いてしまいました。
lbはポンドと読みます。意味がわからない。。。
1ポンドはだいたい0.45㎏くらいです。これまた非常に計算しにくいですが、ざっくり500gくらいと思っておけばOKだと思います。
スーパーで買う肉も量りの表示とかも基本的にはlbで書いてあるのです。困ったもんです。
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体積
最後は体積です。体積は日本では立方メートル(m3)またはリットル(ℓ)を使いますよね。ただ、この2つは相関がわかりやすい(1m3=1000ℓ=1kℓ)ので実質同じといってもいいと思います。
では、アメリカではどうでしょう?アメリカで使われる体積の単位は大きくガロン(gal)とオンス(oz)です。
1ガロンはだいたい3.78リットルです。ガロンを一番よく見るのはガソリンスタンドですかね。アメリカのガソリンスタンドでは1ガロン当たりの金額が表示されています。サンディエゴ周辺では今は1ガロン6ドル前後ですので、1リットル1.6ドルくらいです。円に換算すると目玉が飛び出ますね。
ちなみにガソリンスタンドというのは和製英語です。これは有名ですかね。
ちょっと調べたらなんとアメリカのガロンとイギリスのガロンは数字が違うみたいです。これは単位として成立しているのでしょうか。
1オンスは約30ミリリットルです。なんとなくフィートとメートルとの関係に似ていますね。
オンスは水の単位とかでよく見る気がします。日本だと500ミリリットルペットボトルとかが売っていますよね。あれが16オンスとかになっているイメージです。
以上、他にもあるかもしれませんが、アメリカではありとあらゆる単位が日本とは異なる印象です。一致しているのは時間くらいじゃないでしょうか。アインシュタインもびっくりですね。
かくいう日本も面積の単位で畳数なる単位が使われていたり、一部外国人から見たら奇妙なものがあるのかもしれません。しかし日本人から見たアメリカは異次元だなと思います。
それでは。